LUXMAN(ラックスマン)の買取額はいくら?一覧表で相場を解説
LUXMAN(ラックスマン)は1925年に創業した日本最古のオーディオメーカーです。アンプやプレーヤーなどのピュアオーディオ製品に強みを持ち、コアなファンはその上質なサウンドを「ラックストーン」と呼びます。
2000年代に入ってからも数百万円を超える質の高い製品を生み出してきたLUXMAN。数多くのモデルがいまも高額で取引されています。
本記事では、LUXMANの買取相場をアイテム別にご紹介します。自宅に眠るオーディオ機器を高額で売却したい方は、ぜひ本記事の買取相場表を参考にしてみてください。
LUXMANのオーディオ買取相場一覧
LUXMAN(ラックスマン)はパワーアンプやSACDプレーヤー、スピーカーケーブルなど多種多様な製品を販売しています。そのなかには買取額が数十万円にのぼるモデルも存在します。
特に高額な買取額が期待できるモデルは次の通りです。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
B-1000f | モノラルパワーアンプ | 700,000~810,000円 |
CL-1000 | 真空管コントロールアンプ | 800,000円 |
M-10X | パワーアンプ | 600,000円 |
MQ-300 | パワーアンプ真空管ステレオパワーアンプ | 590,000~650,000円 |
M-900u | ステレオパワーアンプ | 430,000~508,000円 |
D-10X | SACD/CDプレーヤー | 480,000~550,000円 |
D-08u | SACDプレーヤー | 385,000~420,000円 |
D-08 | SACDプレーヤー | 280,000~335,000円 |
D-06u | SACDプレーヤー | 235,000~245,000円 |
JPR-15000 | アルティメート・ラインケーブル | 20,000円 |
JPC-15000 | アルティメート・ラインケーブル | 20,000円 |
JPS-100 | リファレンス・スピーカーケーブル | 17,000円 |
DA-250 | USB D/Aコンバーター | 75,000~85,000円 |
LMC-5 | フォノカートリッジ | 65,000円 |
AS-55 | スピーカーセレクター | 13,000~15,000円 |
AS-44 | ラインセレクター | 11,000~13,000円 |
ここからはアイテム別の買取相場をご紹介します。
LUXMANで高価買取査定が期待できるプリメインアンプ、パワーアンプ
LUXMANの数あるオーディオ機器のなかでも、アンプ製品は特に高額な買取額が期待できます。以下のようなモデルが代表例です。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
B-1000f | モノラルパワーアンプ | 700,000~810,000円 |
CL-1000 | 真空管コントロールアンプ | 800,000円 |
M-10X | パワーアンプ | 600,000円 |
MQ-300 | パワーアンプ真空管ステレオパワーアンプ | 590,000~650,000円 |
M-900u | ステレオパワーアンプ | 430,000~508,000円 |
B-1000f
2005年に発売された創業80周年記念モデルです。これまでにLUXMANが取り組んできた高音質化のための開発手法を贅沢に詰め込んだ、まさに80周年の集大成にふさわしいフラッグシップモデルとなります。
具体的には、2,000(1Ω)のパワーリニアリティや平型銅巻線のスーパーレギュレーショントランスなどが内蔵されています。再生する音楽のダイナミズムを全音領域で再現できる性能を持ちます。
販売価格が1,800,000円と非常に高額なことから、買取相場も700,000~810,000円と高水準です。
CL-1000
独自に開発したトランスアッテネーター「LECUTA」を搭載。フルチューブ構成の真空管コントロールアンプです。この電子制御装置のおかげで、小さい音量でも音瘦せせず、豊かなサウンドを楽しめるようになります。
さらに音質だけではなく使い勝手を損ねないよう、トランスのタップのみで34種類の音量設定を切り替える方式を導入しています。
機械式スイッチのためリモコンによる操作はできないものの、上記の仕組みでスムーズな調整が可能です。
「B-1000f」と同じくフラッグシップモデルにあたるため、買取相場は800,000円前後と高額な価格が期待できます。
M-10X
1999年から長らくLUXMANのアンプの音質を支えてきた、増幅回路「ONDF」を刷新して開発されたパワーアンプです。旧式回路よりもみずみずしく豊かなサウンドを実現できる、この新たな増幅回路は「LIFES」と呼ばれています。
ONDFの技術的思想はそのままに、大型化した回路をコンパクトにまとめようとバージョンアップを繰り返しました。
徹底したシミュレーションを何度も繰り返すことで、次世代型コンポーネントにふさわしい性能と音質を兼ね備えたグレードを実現しました。
2021年10月に発売されたばかりなので、現在は600,000円前後の高額な価格で取引されています。
MQ-300
2015年12月に発売された創立90周年モデルです。もっとも原理に近い直熱3極管300Bを採用しており、純粋かつきめ細かいサウンドを表現できます。また、300Bとしては異例の8Wという高出力を実現しているのも特徴です。
LUXMANの周年モデルはいつも特に気合が入っており、「MQ-300」もフラッグシップモデルの名に恥じない高価な価格が設定されています。
本体の状態が良ければ、590,000~650,000円での売却が可能です。
M-900u
「u(ultimate)」の名を冠したLUXMANが誇る最高品質のステレオパワーアンプです。
ODNF4.0を採用し、150W(8Ω)~1,200W(1Ω)というパワーリニアリティを確保。パラレル構造になった出力ユニットをさらにパラレル接続することで、ゆとりあるドライブ力を実現し、低域から最高域までグラデーション豊かなサウンドを表現します。
買取相場の目安は430,000~508,000円です。
LUXMANで高価買取査定が期待できるCDプレーヤー
LUXMANは過去に数多くのCDプレーヤーを生み出しましたが、CDプレーヤーよりも高音質を表現できるSACDプレーヤーの買取額が高い傾向にあります。主要なモデルは次の通りです。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
D-10X | SACD/CDプレーヤー | 480,000~550,000円 |
D-08u | SACDプレーヤー | 385,000~420,000円 |
D-08 | SACDプレーヤー | 280,000~335,000円 |
D-06u | SACDプレーヤー | 235,000~245,000円 |
D-10X
最新式のオリジナルメカ「LxDTM-i」を搭載したフラッグシップSACD/CDプレーヤーです。
最新の技術と最高品質のパーツを組み合わせたことで、高精度な読み取りや高精細な変換ができる現代における理想的なデジタルプレーヤーが完成しました。
「LxDTM-i」はLUXMANが誇る高剛性素材のドライブ・メカニズムです。リジッドに外来振動を遮断させ、最高精度の読み取り能力を実現させました。
買取相場は、LUXMANのデジタルプレーヤーのなかでもトップクラスの480,000~550,000円となります。その音質の高さから、「ステレオサウンドグランプリ2020」や「オーディオ銘機賞2021」などで数多くの賞を獲得しました。
D-08u
2014年3月に発売されたSACDプレーヤーのフラッグシップモデルです。当時の最新メカ「LxDTM」とバランスアンプ回路「ODNF4.0」を採用し、高剛性かつ高精度な読み取りを可能にしています。
見た目こそ旧型の「D-08」と変わりませんが、ディスクドライブやアナログ回路、デジタル回路が大幅にアップデートされており、「u(ultimate)」の名に恥じない仕上がり具合だといえます。
買取相場は385,000~420,000円ほどが目安となります。8年以上前に発売されたモデルとしては非常に高額です。
D-08
オリジナル・ディスクドライブ・メカニズムを搭載したSACDプレーヤーです。さらに新開発のダストプルーフ・シャッター機構を内蔵させることで、極めて高い静穏性を実現させています。
前述した「D-08u」のアップデート前のモデルですが、それでも950,000円という高額な定価が設定されており、売却すると280,000~335,000円ほどの買取額が期待できます。
LUXMANで高価買取査定が期待できるケーブル
数々の銘機を生み出してきたLUXMANだけあり、周辺機器にも抜かりのない製品が目立ちます。以下のような高音質のケーブルは、数万円単位の高額で取引されています。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
JPR-15000 | アルティメート・ラインケーブル | 20,000円 |
JPC-15000 | アルティメート・ラインケーブル | 20,000円 |
JPS-100 | リファレンス・スピーカーケーブル | 17,000円 |
JPR-15000
オーディオ機器の性能を最大限にまで引き出すために開発されたアルティメート・ラインケーブルです。
低インピーダンス化につながる「7N-Class D.U.C.C.」という高純度の芯線を採用しています。LR両チャネル一体型のバインド構造や伝送ラインの個別シールド加工など、独自技術をふんだんに盛り込んだ結果、非常に伸びやかなサウンドを実現できるようになりました。
状態が良ければ20,000円前後の買取額が期待できます。
JPC-15000
高品質で定評のある「JPC-10000」の後継ラインケーブルにあたるモデルです。芯線に採用していた高純度6N材を「7N-Class D.U.C.C.」へと変更。プラグ部分には、新開発のRCA端子とノイトリック社製のXLR端子を採用しています。
「JPR-15000」と同じくフラッグシップモデルにあたるため、買取相場も20,000円前後と高額です。
JPS-100
コストパフォーマンスに優れた高品位なリファレンス・スピーカーケーブルです。芯線に高純度無酸素銅(OFC)を採用し、90mmの緩やかな撚りピッチに調整することで、スムーズな伝送特性を実現しました。
買取相場の目安は17,000円前後となります。
まとめ
2025年に創業100周年を迎え、いまでも数多くのファンを抱えるLUXMAN(ラックスマン)。妥協を許さないモノづくりでファンの心を捉えた結果、高品位な製品は数十万円単位で取引されています。
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もちろん、今回ご紹介できなかったモデルについても査定できます。気になる方は、以下のリンクよりお問い合わせ・お見積もりをしてみてください。