Mark Levinsonの買取相場はいくら?9種類の人気モデルを徹底解説
Mark Levinson(マークレビンソン)は、1973年にアメリカで設立された高級オーディオブランドです。設立当初に開発したハイエンドプリアンプ「LNP-2」は、世界のオーディオメーカーの研究素材になるほどの品質で、そこから40年以上にわたってコアなオーディオファンの心をつかんでいきました。
モデルによっては数十万円単位で売却できるMark Levinson。ほとんど使わなくなったオーディオ機器があれば、買取専門店に査定を依頼してみることをおすすめします。
本記事では、Mark Levinsonの買取相場について徹底的に解説します。
Mark Levinsonのオーディオ買取相場一覧
Mark Levinsonの主力製品はアンプですが、ラインナップのなかにはオーディオプレーヤーも含まれています。Mark Levinson製のオーディオ機器は安いものでも1,000,000円、高価なモデルだと4,000,000円近くの元値がついているため、高額な買取査定額が期待できます。
特に人気の高いモデルは次の通りです。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
No.536 | パワーアンプ | 900,000~1,000,000円 |
No.534 | パワーアンプ | 800,000円 |
No.523 | プリアンプ | 620,000円 |
No 585.5 | インテグレーテッドアンプ | 550,000~560,000円 |
No.5302 | パワーアンプ | 335,000円 |
No.5206 | プリアンプ | 285,000円 |
No.5805 | インテグレーテッドアンプ | 260,000円 |
No.519 | オーディオプレーヤー | 600,000円 |
No.5101 | オーディオプレーヤー | 200,000円 |
No.5105 | アナログプレーヤー | 220,000~250,000円 |
ここからは製品分類ごとに各モデルの特徴や買取相場の目安を解説します。
Mark Levinsonで高価買取査定が期待できるプリメインアンプ、パワーアンプ
まずはアンプ製品を紹介します。アンプはMark Levinsonの主力製品だけあり、特に高額な買取額が期待できます。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
No.536 | パワーアンプ | 900,000~1,000,000円 |
No.534 | パワーアンプ | 800,000円 |
No.523 | プリアンプ | 620,000円 |
No 585.5 | インテグレーテッドアンプ | 550,000~560,000円 |
No.5302 | パワーアンプ | 335,000円 |
No.5206 | プリアンプ | 285,000円 |
No.5805 | インテグレーテッドアンプ | 260,000円 |
それぞれのモデルに関する詳細について解説します。
No.536
No.536は、Mark Levinsonの伝統的な技術を集約して開発されたモノラル・パワーアンプです。
400W/8Ω・800W/4Ωの高出力設計とすべての回路における独立設計に特徴があります。ディスクリートのAB級アンプを搭載しており、純度と解像度に優れる音楽再生を実現しました。
2015年に1,700,000円という価格で発売されたモデルだけあり、買取相場も非常に高額です。発売から約7年が経過した現在でも、900,000~1,000,000円ほどで取引されています。
No.534
No.534は、上述したNo.536をデュアルモノラル・パワーアンプとして最設計したモデルです。旧モデルに搭載されていた2基のモノラル回路とトロイダル・トランスが、コンパクトな1つの筐体に格納されています。
コンデンサーやレギュレーターは、デュアルモノラルの仕様に合わせて大容量タイプへと変化しました。これにより余裕のある電源供給と安定性の高いスピーカードライブを両立しています。
本体の状態が良ければ800,000円前後の買取額が期待できるでしょう。
No.523
No.523は、2016年9月に発売されたデュアルモノラル・プリアンプです。従来のアナログ入力とは別に、デジタル入力機能まで搭載しています。
Mark Levinson独自のフルバランス設計回路に基づき、各回路の細部を徹底的に見直して最新パーツを投入。帯域拡張のために考案されたカスコード接続回路を導入することで、周波数帯域とリニアリティを飛躍的に向上させています。
美品の買取相場は620,000円前後と、元値の35%前後で売却できる可能性があります。
No 585.5
No 585.5は、プリメインアンプNo.585に改良を加えたDAC内蔵型のプリメインアンプです。No.523やNo.526に搭載されているクラスAフォノイコライザを、No.585に組み入れています。
新たに搭載したフォノイコライザには、ダイレクトカップリングやデュアルモノラルなど4種類のパラレルJFETが内蔵されています。そのパラレルJFETを対にしてL/Rに搭載することで、ノイズ発生率を最小限まで抑えられるように進化しました。
買取相場は550,000~560,000円程度が目安となります。
No.5302
2019年にMark Levinsonの新たなラインナップに加わったNo.5000シリーズ。No.5302はそれから約2年間でさらなる改良を加えられた、デュアルモノラル・パワーアンプです。
No.5000シリーズは、デジタル音楽配信の普及で高音源を視聴する機会を得た、数多くの音楽ファンに向けて開発されました。フラッグシップモデルのNo.534やNo.536に比べて販売価格は安くなっていますが、それでも元値は1,000,000円を超えています。
中古品市場では、335,000円前後の価格帯で取引されています。
No.5206
No.5206は、No.5302と同時に発売されたデュアルモノラル・プリアンプです。
完全なディスクリート構成で設計されたデュアルモノラル・ラインレベル・プリアンプ回路や、厳選された部品のみで構成されたクラスAサーキットなど、Mark Levinsonの新たな開発技術がふんだんに盛り込まれています。
買取相場は285,000円前後と、No.5302と同様に高額な買取額が期待できます。
Mark Levinsonで高価買取査定が期待できるオーディオプレーヤー
アンプ製品で有名なMark Levinsonですが、同ブランドが開発するオーディオプレーヤーも品質の高さに定評があります。特に高額な買取額が期待できるモデルは次の通りです。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
No.519 | オーディオプレーヤー | 600,000円 |
No.5101 | オーディオプレーヤー | 200,000円 |
No.519
No.519は、アナログオーディオの開発で培った開発技術と、最新のデジタルオーディオ再生能力を組み合わせて誕生したオーディオプレーヤーです。現代の多様化するデジタル音源のほぼすべてに対応できるように設計されています。
たとえば、内蔵されているプレシジョンストリーミング機能により、Spotify ConnectやTidal、Qobuzなどに対応できるほか、ARM社製のプロセッサーによってPodcastにも問題なくアクセス可能です。
元値が2,000,000円を超える、オーディオプレーヤーとしては最高級モデルにあたります。それだけに買取相場も600,000円前後と高額です。
No.5101
No.5101は、No.5000シリーズのスピーカーモデルとして2020年に発売された、ネットワーク対応SACDプレーヤーです。
一般的なCDよりも高音質なSA-CD(スーパーオーディオCD)を再生できる点に特徴があります。また、ネットワーク内のNASドライブからストリーミング音源を再生することも可能です。
近年発売されたSACDプレーヤーとしては高水準となる、200,000円前後の買取額がつきます。
Mark Levinsonで高価買取査定が期待できるアナログプレーヤー
Mark Levinson製のアナログプレーヤーで高額な買取額が期待できるモデルは次の通りです。
モデル・型番 | 品目 | 買取価格相場 |
No.5105 | アナログプレーヤー | 220,000~250,000円 |
No.5105は、2020年12月に発売されたアナログ・ターンテーブルです。No.5000シリーズの第1弾No.5805、第2弾No.5101に続き、第3弾として開発されたのが同モデルです。
厳選された最高品質の部品とMark Levinsonの伝統技術が組み合わさり、定価650,000円という高級なターンテーブルに仕上がっています。そのため、買取相場も220,000~250,000円と非常に高額です。
まとめ
数々の高級アンプ製品でオーディオファンから高い支持を集めるMark Levinson。元値の高い製品が多いだけあり、なかには買取相場が数十万円になるモデルも存在します。
Mark Levinson製のオーディオ機器をできるだけ高額で売却したい方は、当店「オーディオの買取屋さん」に査定をご依頼ください。オーディオのプロが在籍する買取専門店だからこそ、より高い金額でアンプやオーディオプレーヤーを売却できます。
興味のある方はぜひお問い合わせください。