2022/01/28
オ-ディオコラム
オーディオのお手入れ方法は?寿命を少しでも長くするために出来ること
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オーディオのお手入れ方法
高級なオーディオ機器ほど長く使いたいし、良い状態を保ちたいですよね。
もし売ることになっても、お手入れしていたオーディオとそうでないオーディオでは買取金額に差が出てきます。
オーディオ機器の日々のお手入れ方法を伝授いたします!
オーディオの外側・表面のお手入れ方法
オーディオの表面に関しては、使用年数が経過するにつれて汚れが気になるものです。表面の汚れは主にタバコのヤニや、皮脂や垢が付着した脂肪酸の汚れとなります。この脂肪酸の汚れを落とすには、重曹やセスキ炭酸ソーダといったアルカリ洗剤が有効です。雑巾などの布に洗剤を含ませ、全体的に湿るように馴染ませてから優しく汚れを拭き取りましょう。洗剤が残ってしまうと導電性の低下や腐食の原因となってしまう可能性があるため、何度も水拭きして洗剤成分を拭き取ることが大切です。なお、アルカリ洗剤は手の皮脂も溶かしてしまうため、手荒れの気になる方は手袋をして掃除してください。
オーディオの内側・内部のお手入れ方法
オーディオ機器の内部はかなり入り組んでおり、掃除するのは大変です。オーディオに限らず、電気製品全般にいえることですが、水分を含んだ布などを使ってホコリを落としたりするのは危険です。なぜなら、通電した場合に水分が残っていたら壊してしまうこともあるからです。そこで、オーディオをはじめとする電気製品の内部のお掃除に使うのが、薬局でも売っている無水アルコールです。水で薄めたのが消毒用のアルコールですが、掃除に使う時は原液をそのまま使います。使用中は湿気を吸うと効果が薄れるので、フタは開けたままにしないことが大事です。細かい所を掃除する時、綿棒に含ませる量は適量にし、無水アルコールで拭いた後はしっかりと乾拭きすることも大事です。
端子やジャックのお手入れ方法
ジャックと呼ばれる端子のクリーニング方法のコツを調べてみました。端子などの細かい場所のお手入れで最もわかりやすく入手しやすいアイテムとお掃除のコツは、無水エタノールを綿棒に浸けて掃除をするという方法です。このとき大事なのは、金属の部品の酸化を防ぎ、腐食から端子を守ることです。
また、無水アルコール以外にも、さまざまな電子機器専用のクリーナーが発売されていますが、いずれにせよ端子のクリーニングはできても、基本基盤の中は手では触れられず、クリーニングが出来ないことを覚えておきましょう。だからこそ、ホコリや湿度からオーディオを守るべく、日頃からのケアを怠らないメンテナンスが大切になってきます。
オーディオの寿命を伸ばし、価値を上げる
オーディオは熱と湿気とホコリに弱い特性があります。ですから、まずは熱と湿気とホコリから徹底して保護することを考え、日頃からお手入れをしましょう。そして、何らかの事情があり長期使用しない場合でも、時折の通電は欠かさないようにしましょう。
丁寧に扱えば丁寧に扱った分、オーディオはあなた好みの音を奏でてくれます。そして、その音があなた好みであればあるほど、あなたはオーディオを大切にすることでしょう。
オーディオをお手入れすることで、素敵なオーディオライフが生まれますことを心よりお祈り申し上げます。